アクセシビリティ≠音声ブラウザへの対応
この記事に対するブクマコメントで下記のようなものがありました。
僕もほかの人の意見に賛同。音声ブラウザも1つのUAに過ぎない。アクセシビリティ=音声ブラウザと考えるべきではないので、del要素を使う際に言葉をうまく選べばいい。
はてなブックマーク - TRANS Bookmark / 2007年11月20日
同感です。どうも前述の記事は「アクセシビリティ=音声ブラウザ対応度合い」みたいに書かれているような印象を受ける*1。音声ブラウザへの対応度が高ければそれでいいのかというと、そんなことはない。
そもそも適切にマークアップされているにもかかわらず、きちんと処理されないのはUA側に責任があるわけで、今回の件で言うと、音声ブラウザがdel要素をきちんと処理できないのがいけないのだ。
かといってダメなUAを無視すればそれで済むのかっていうと、そういうことでもない気がする。アクセシビリティの高いWebページを作るのはなかなか難しい。
ちなみに私は、自分のサイトについてのアクセシビリティに関して、ほとんど考慮していない。「適切にマークアップされた文書を適切に処理できないUA」は無視している*2。とはいうものの、IEは無視できないので困ってます。